TVドラマ

書評「壮絶!田宮二郎」 〜1960-70年代のクールでニヒルな二枚目俳優

「昭和の二枚目俳優」といえば、私的にはなんといってもこの方、田宮二郎さんです。1978年末、主演の人気ドラマ最終回直前に自宅で猟銃自殺、という衝撃的過ぎる最期を遂げ(享年43歳)、それから40年以上経った今でもたびたび「自殺の真相は?」と話...
音楽

「夢の対決」〜70/80年代ミュージックシーン

先日、松任谷由実さんと井上陽水さんの初競演が話題になっていました。そんな訳で今回はプロレス…ではなく昭和歌謡界、ニューミュージック(死語?)など、音楽の世界での「夢の対決」をまとめてみました。◆世良公則vs原田真二vsChar「ロック御三家...
プロレス

1984 新日本プロレス「大量離脱事件」〜ジャパンプロレスとは何だったのか?①

今回は、新日プロ「クーデター事件」の翌1984(昭和59)年に起こった、「大量離脱事件」についてです。事件ばっかりじゃないか!…って、そうなのです。昭和の猪木・新日プロはとにかく激震してないと新日じゃない、ってくらいに、次から次に大事件が起...
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プロレス

「天龍とロビンソン」〜1981 天龍源一郎がプロレスに覚醒した日

※文中敬称略◼︎天龍が「Mr.プロレス」である理由天龍源一郎はいつの頃からか「Mr.プロレス」と呼ばれるようになりました。それは「日本人レスラーでただ1人、ジャイアント馬場とアントニオ猪木からピンフォール(3カウント)勝ちをした選手だから」...
TVドラマ

「炎の犬」「黄金の犬」そして「警視K」〜日テレ ドラマ シリーズ④

「大追跡」「俺たちは天使だ!」「プロハンター」と続いた日テレドラマシリーズ、今回は番外編です。それが「プロハンター」の直前に放送され、個人的にものすごく記憶に残っているドラマ、「炎の犬」です。なぜかと言うと私はこの時期、ものすごく犬が飼いた...
TVドラマ

「プロハンター」〜1981 藤竜也&草刈正雄コンビの探偵ドラマ~日テレ ドラマ シリーズ③

日テレ ドラマ シリーズ、「大追跡」「俺たちは天使だ!」に続いて「プロハンター」をご紹介します。「プロハンター」1981(昭和56)年4月7日〜9月22日毎週火曜日21:00 - 21:54日本テレビ系全25話制作日本テレビ/セントラル・ア...
TVドラマ

「俺たちは天使だ!」〜1979 沖雅也主演のコミカル探偵ドラマ~日テレ ドラマ シリーズ②

日テレ火曜9時ドラマシリーズ、「大追跡」に続いては、「俺たちは天使だ!」をご紹介します。「俺たちは天使だ!」1979(昭和54)年4月15日〜11月4日日本テレビ系 毎週日曜20:00 - 20:54全20話▶YouTube版はこちら企画の...
TVドラマ

「大追跡」〜1978 加山雄三、藤竜也、沖雅也出演の異色刑事ドラマ~日テレ ドラマ シリーズ①

1970年代後半〜80年代初頭、「日本テレビ火曜夜9時枠」はハードボイルドタッチでコミカルという名作ドラマの宝庫でした。中でも私が好きなのは「大追跡」「俺たちは天使だ」「プロハンター」の3本です。*「俺たちは天使だ」のみ日曜20時~枠今回は...
社会、世相

「ビートたけしFRIDAY襲撃事件」~1986年12月9日の”大事件”

今回は、1986年12月9日に起きた大事件、「ビートたけしFRIDAY襲撃」をお送りします!写真週刊誌ブーム1981年、新潮社「FOCUS」創刊。写真週刊誌という新ジャンルが誕生しました。「FRIDAY」(講談社)、「FLASH」(光文社)...
音楽

80年代名盤④「BOØWY」~1986 5thアルバム「JUST A HERO」

1986年3月1日リリース80年代を代表するバンド、BOØWY(1981~1987)。彼らのアルバムから敢えて1枚、と言われれば、私はこのアルバムを推します。私がBOØWYの名前を知ったのは1985年、高校1年の時。吉川晃司氏の4th.アル...
プロレス

プロレスラー キャッチフレーズ傑作集

前回のアイドル編に続き、今回はプロレスラー編です。プロレス界は昔からキャッチフレーズの宝庫、元祖とも言える世界です。鉄人 ルー テーズ神様 カール ゴッチ鳥人 ダニー ホッジ人間発電所 ブルーノ サンマルチノ鉄の爪 フリッツ フォン エリッ...
映画

「角川映画」とは何か?③ 〜革命と功罪

「角川映画」とは何か?① 1976「犬神家の一族」〜1981「ねらわれた学園」「角川映画」とは何か? ② 1982「セーラー服と機関銃」〜1993「REX恐竜物語」こうして角川映画の歩みを振り返ってみると、記憶よりも短いスパンで、ものすごい...
映画

「角川映画」とは何か? ② 1982「セーラー服と機関銃」〜1993「REX恐竜物語」

①の続きです。©KADOKAWA Pictures. 文中敬称略「セーラー服と機関銃」(1981)1981年12月に公開された「セーラー服と機関銃」(原作 赤川次郎、監督 相米信二)は、制作費1.5億円ながら配収は23億円、興行収入47億円...
映画

「角川映画」とは何か?① 1976「犬神家の一族」〜1981「ねらわれた学園」

2016年。1976年公開「犬神家の一族」から始まった角川映画が40周年ということで、映画祭イベントが開催され話題になりました。角川映画は70年代後半から80年代に旋風を巻き起こした、狂熱のカルチャームーブメントでした。今回から3回に渡って...
社会、世相

「音楽メディア」の変遷 1964~カセットテープ CD, MD, MP4, スマホまで

音楽メディアの変遷〜カセットテープ、CD、MDからスマホまで前回の「80年代 ラジカセ&カセットテープ特集」に続いて、今回はミュージックメディアの変遷についてお送りします!1964年 カセットテープ誕生カセットテープ(正式な名称はコンパクト...
プロレス

アントニオ猪木vsビル・ロビンソン 1975~③史上最高の名勝負

”燃える闘魂”アントニオ猪木、最高の名勝負。1975年12月11日 蔵前国技館NWF世界ヘビー級選手権試合60分3本勝負アントニオ猪木vsビル・ロビンソン立会人に”鉄人”ルー・テーズと”神様”カール・ゴッチ。裁くレフェリーはアメリカマットの...
プロレス

アントニオ猪木vsビル・ロビンソン 1975~②G馬場の逆襲・仁義なき暗闘

”燃える闘魂”アントニオ猪木、史上最高の名勝負、vsビル・ロビンソン戦。第2回は、この試合実現に至るまでの紆余曲折と、ライバル・ジャイアント馬場との舞台裏の”仁義なき暗闘”について、ご紹介します。①はコチラジャイアント馬場の逆襲~「オープン...
プロレス

アントニオ猪木vsビル・ロビンソン 1975~ベスト・オブ・ベストバウト①

”燃える闘魂”アントニオ猪木の名勝負シリーズ。vs ストロング小林戦vs 大木金太郎戦に続いては、1975年12月11日のvsビル・ロビンソン戦です。私はこのロビンソン戦が、「プロレスラー・アントニオ猪木の、生涯を通じてのベストバウト」だと...
マンガ

「軽井沢シンドローム」たがみよしひさ~80年代を象徴する青春群像劇 1981

「マカロニほうれん荘」と並ぶ、私の人生のバイブル的なマンガ第2弾。「軽井沢シンドローム」たがみよしひさビッグコミックスピリッツ(小学館)1981年1月号 - 1985年18号全9巻(愛蔵版全5巻)©たがみよしひさ/小学館/ビッグコミックスピ...
プロレス

「プロレス大賞」とは? 1974~2017 歴代受賞者から見るマット界勢力図

◆プロレス大賞の歴史「プロレス大賞」は、東京スポーツ新聞社が発表する、プロレス界で最も古く(1974年〜)、栄誉ある賞です。審査員はスポーツ新聞各社(現在は東京スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、東京中日スポーツ...
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